肝がんの予防法
肝がんを始めとしたがんという病気は、風邪などのように日頃からの生活を気をつけることで、ある程度予防することが可能であると言われています。
肝がんの予防として気をつけることとして一番大切なのが、肝臓の機能を低下させ肝がんの発生を促してしまう「肝炎ウイルス」に感染しないようにすることです。
肝炎ウイルスは血液を介して感染しますので、次のようなことに気をつけましょう。
・歯ブラシやカミソリなど、血液が付着する可能性があるものは共用しない
・性行為をする時はコンドームを使用する
・傷の手当てなど、他人の血液に触れる可能性がある時は、必ず手袋をする
・ピアスをする時に使用する器具は、しっかり消毒されたものを使用し、ピアスの共用はしない。
これらのように、自分以外の人の血液に触れるような行為について、十分注意するようにして下さい。
また、肝がんの予防では、肝臓を疲れさせないことも大切です。
普段からお酒をたくさん召し上がる方、ついつい食べ過ぎてしまう方などは、肝臓を必要以上に働かせている可能性が考えられます。
肝臓が疲れると、私達の体がもともと持っている免疫力が低下することで、肝がんを作りだす細胞を退治できなくなってしまうそうです。
バランスの取れた食生活、適度な運動、睡眠をしっかり取って体を休めるなど、日頃から自分の体をいたわる生活をすることでも、肝がんを予防することができるそうですから、これを機会にご自分の生活習慣を見直してみてはいかがでしょうか。